職業モデル

海外と日本でモデルとして生きていく中で感じたことを綴っていきます。

海外でモデルをするということ②

さてレディースのMilano Fashion Weekが始まりましたね

最近はshowの規模が縮小していると言われますけど、依然街は活気に溢れていますよ。

 

前回、第1関門は事務所探しとお話ししましたが

流れとしては

事務所決め→キャスティング→フィッティング→本番

問題は一体いつ事務所を探しにきたらいいのかということ

 

盛り上がっているショーシーズンに事務所決めて歩こうと思っても

この時期、事務所は大忙しでまずマトモにモデルを見てくれないでしょう

万が一入れたとしてもクライアントに渡すモデルのリスト(show package)は既に締め切られていて来シーズン来てねと言われる可能性が高い

 

では一体いつならいいのか

少なくとも一ヶ月以上前、今のレディースのシーズンに出るなら一月の頭には事務所周りをするべきでしょう

 

 

それでもかなりギリギリ。できれば昨年末に1週間ないしは2週間ほど滞在し、事務所を回り、契約して、ショーシーズンに合わせて再度滞在する、ここまでして初めてキャスティングが受けれる…可能性があるだけ。

 

やっとスタートラインに立てる それだけです。

 

もちろんメールで海外の事務所に入る方法も

もちろん無い訳では無いですが

直接会えない分合格率は下がると思います。

 

突然知らない外人から来年行くから入れてよって言われても

本当に来るのか不安になるのもわからなくは無いですよね。

 

ちなみにここまでの費用

飛行機代2往復分、滞在費用、食費等全て自腹

 

 

いざ行こうと決意した時に

以上の費用に決意が揺らぐかと思います。

 

この戸惑い 

 

これこそが隠れた第1関門

 

経験した僕からすると

この隠れた第1関門これが

一番厄介で

 

 

僕はこれを超えるのに一年費やしてしまいました

自分が世界で通用するのか

お金無駄になるんじゃないか

など様々な不安が湧いてきて当然です。

 

 

でもそれを超えることが一番大変で大切

ここを自力で超えれずに海外を断念する子は星の数ほどいるんで

 

現にインスタや友人の紹介で海外でモデルをやりたい子を紹介されたり、メッセージが来たりしてアドバイスが欲しいと言われても

実際に海外に行く子は10人に1人いるかいないかでした。

 

 

度胸と決意

僕はこの二つがモデルは凄く大切だと思っています

 

僕は突撃御宅訪問!如く

アポなしで事務所のインターホンを押す時に緊張して一時間ドアの前でモジモジしていたこともあります 笑

 

 

どうやって事務所の面接をクリアするかは内緒ですが、まず度胸とここでは言っておきましょう

 

 

今日はここまで。

 

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