職業モデル

海外と日本でモデルとして生きていく中で感じたことを綴っていきます。

海外でモデルをするということ③

どうも

ミラノ滞在も残すところあと10日、、、

 

この残り10日にこの二ヶ月の全てが詰め込まれてしまった、龍です

 

 

このブログを読んでくれているという旧友から

素人が読んでも面白いって言われたので

そういう目線で書ける様に努力しなくては

 

文を書く練習だと思ってお付き合い頂けると助かります。

 

 

 

前回は海外の事務所に突撃するまでについて

少しお話ししましたが

 

そもそも僕らの仕事は簡単な流れでは

 

 

クライアント キャスティング会社 → モデル事務所

 

という流れで動いており

クライアントから、こういう子が欲しいと依頼が来て

それをキャスティング会社がモデル事務所に振って

そのイメージに近い子がキャスティングに行けるというパターンが多い。

 

だったら。。。

事務所さえ入れれば何処だっていいじゃないか 

 

 

 

やっぱりそうもいかず、事務所にもそれぞれ特色があり

fashionに強い事務所があれば、広告が強いところもあり

新しい事務所、歴史の長い事務所

金払いの良い事務所 払ってくれない事務所なんてのもあったり

 

経験からいうと

やはりクライアントもいい事務所から順番に仕事を振っている様な印象を受けるかな

 

ちなみに

僕の最初入った事務所はお金を払ってくれなくて有名な事務所でしたけどね笑

 

ではどうやって自分に合った良い事務所を探すのかというと

地道にHPを見てどんな子がどういう仕事をしているか

はたまたインスタを見て最近どんな仕事したかなー

 

なんて情報を収集するしかないのです。

これも今だから言えるし

たとえ

行く前に言われても良いっていう基準すら判らないわけで意味ないんですけどね。

 

僕がイタリアに来る前に

色んな人達に相談したところ

誰々はJOYってイタリアで一番大きい事務所に入ってバリバリ仕事してたとか

どこでも一緒だとか、I LOVEって事務所に有名な日本人のモデルがいるとか

 

色々言われてそこが良いのかなぁなんて思ってました。

 

そりゃ日本の就活みたいに会社の情報とかは出てこないわけで

全く情報のない状態で就職活動する様なものです。

 

そもそも現役のモデルでもない人に相談した僕が悪かったわけですが

行く前のそういう情報は全くもって意味がない

 

とにかく全部回って自分に合った事務所、マネージャーを探す

これは日本の就職の時もそうなんじゃないかなって勝手に思っていますが違うのでしょうか?

 

海外で仕事をするということは

まず一人でも多く、自分を良いって言ってくれる人を探すことに尽きるのでないかな

って4年経った今でも思います。

 

Fashionは非常に流れが早く流行り廃りも半端じゃない

僕はメンズなのでそこまで早いとは感じませんけど

事務所も栄枯衰退でバタバタ潰れては新しい事務所ができています。

 

現に来る時言われたJOYはミラノ最大の歴史あるメンズ事務所でしたが

昨年潰れ、レディースの事務所に吸収合併されました

 

 

日本で人から仕入れられる海外の情報なんてたかが知れている

古いものが多いんです

自分で調べてイタリアに情報収集に行くくらいの気持ちでいいのかな

なんて思いますけど笑

 

 

まだまだ書き足りないので次回に続きます。

 

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